旭川ダーツ協会

旭川ダーツ協会会則

旭川ダーツ協会会則 Ⅰ

by on 3月.10, 2023, under お知らせ, 旭川ダーツ協会会則

旭川ダーツ協会会則

第1章 総則
第1条  名称
この会は、「旭川ダーツ協会(以下、「本会」)」と言う。

第2条 事務局
本会の窓口となる事務局は、旭川市内に籍を置く競技会場(以下、ベニュー)に置くものとする。
同時に事務局となるベニューの責任者もしくはそれに準ずる者 1名(以下、ベニューマスター)を事務局長とする。

第3条  目的及び事業
本会は、ダーツの振興及びダーツプレイヤーの技術の向上と会員相互の融和親睦を図ることを目的とし、次の事業を行う。
①ダーツ・リーグ戦の統括
②ダーツ競技会(選手権大会、ベニュー大会等)の開催と公認
③友好諸団体との連携及び各種運動に対する協力
④ダーツ振興の為の講習会及び広報活動
⑤その他、目的達成に必要な事業

第4条 会則の追加および変更
会則の追加および変更は、総会もしくは臨時総会の場において出席された競技会員(以下 会員)の過半数の了承を得ておこなうものとする。
追加、変更された会則については、事務局等に掲示され、会員が閲覧可能となった時点で効力が生じるものとします。会員が会則の変更の効力発生後も会員として登録されている場合は、変更後の会則に同意したものとみなします。

第2章 会員
第5条 競技会員
本会の趣旨に賛同して入会した者を会員とする。会員は必ず本会に登録されたチームに所属し、積極的にリーグ戦に参加するものとする。
また、所属するチームの変更は会員の意志を尊重し、何人も妨げないものとする。但
し、その際には双方のチーム間、メンバー間の友好を妨げないよう配慮すること。
その他、非会員が試合参加できるゲスト制度がある。これはリーグ戦のC、選手の項で後述する。
また、本会に登録した会員は北海道ダーツ協会にも登録される。

第6条入会
本会が定める所定の手続きによって登録された者を、本会の会員とみなす。
第7条 会費
会員は、総会および役員会において定める方法で会費を納入しなければならない。また、会計年度途中の諸事情による会費の追加徴収は臨時総会を開催し、総会出席者(委任分を含む)の過半数を得た場合に施行できるものとする。

競技会員登録年会費 5000円
家族会員(競技会員と同居する配偶者や親族が会員となる場合) 4000円
シルバー会員(登録時に60歳以上となっている場合) 4000円
中途登録による競技会員登録会費  前期5000円、中期4000円、後期3000円

ゲスト会費(非競技会員扱、1期につき1チームのみの所属) 500円
但し、上記に定めている会費については、必要に応じて改定が行われることがある。会費などの変更は、総会、臨時総会で議決され、出席者(委任分を含む)の3分の2以上の承認を得た場合に限る。
ゲスト会費については本会への支払い(出場ごとに500円)となる。

第8条  退会
会員本人の要請に基づき所定の手続きにより本会が登録抹消の手続きを完了した時点で退会したものとみなす。本会会員として適当ではないと役員会にて判断された者については退会勧告をおこなう。また会長の職務権限において、強制的に会員登録を抹消する場合がある。
退会にともなう会費の返還は、いかなる場合においても行わないものとする。

第3章 役員
第9条 役員
本会に次の役員を置く。但し副会長は置かない場合がある。
①会長 1名
②副会長 1名
③会計 1名
④会計監査 1名
⑤リーグセクレタリ 1名
⑤総務委員 若干名
⑥競技委員 若干名

第10条 役員の任期
役員の任期は2年とする。再任は妨げない。

第11条 役員の選出
会長は任期終了の前に選挙を行い、会員の中から選出するものとする。
会長以下、副会長・会計・会計監査・総務委員・競技委員・リーグセクレタリーは選挙にて選ばれた会長が競技会員(家族、シルバーを含む)の中より選出する。

第12条 役員の職務
①会長は、本会を代表し会務を統括する。
②副会長は会長を補佐し会長が服務できない事情がある場合その職務を代行する。
③会計役は予算作成や資産の管理など会計事務全般を行い、総会において会計報告を行う。
④会計監査は、会計事務の執行が適正に行われているか監査し、報告する。
⑤リーグセクレタリーは、リーグの最高責任者として、リーグの統括を行う
⑥総務委員は、本会が行う事業の円滑な運営をおこなう。
⑦競技委員は旭川で開催される選手権大会やベニュー大会の運営、統括をおこなう

第13条 役員の解任
会長を含む役員の解任については、総会、もしくは臨時総会の場において、参加者の3分の2以上の決をもって成立する。

第14条 協力会員
役員会において、本会の業務のサポートを職務とする協力会員を定めることができる。
協力会員の職務として、リーグの成績を取りまとめる集計係がある。協力会員ついては本会に非登録の者でも任命、就任することができる。

第15条 役員への報酬
役員には年会費の2倍相当分を役員報酬として支払うものとする。
ただし、本会役員以外の仕事との兼ね合いにおいて報酬の受領が不適切な場合、役員会にて役員報酬の代案を決定することができる。

第4章 会議
第16条 会議
会議は、総会および臨時総会、役員会、キャプテン会議、ベニューマスター会議とする。
会場については、総会や臨時総会等の参加者が多くなる会議については会員数に合わせた会場で行う。他の会議については事務局での開催とするが、特別な事情により事務局での開催が困難な場合はその限りではない。

第17条 会議の開催
総会は年度末までにおこなうものとする。年度は4月1日より翌年3月末日までを年度とする。
臨時総会については、会長の招集もしくは全会員の3分の2の署名をもって開催することができる。
役員会およびベニューマスター会議は会長の招集をもって開催する。
キャプテン会議は、会長および役員の招集により開催する。

第18条 会議における議長の選出
会議の議長は、総会・臨時総会でのみ選出し、その会議に出席された会員の中から選任するものとする。役員会、キャプテン会議、ベニューマスター会議においては、議長の選出はおこなわない。

第19条 会議の成立
総会および臨時総会の成立は、新年度に登録された全ての会員の過半数の出席をもって成立とする。ただし、出席できない場合は委任状の提出により会員の中から委任者を選ぶことができ、委任者は委任状により欠席者の代わりとすることができる。

第20条 議事録
会議の議事については、次の事項を記載した議事録を作成する。
①会議の日時及び場所
②出席会員数および氏名(別表も可)
③議決事項
④発言者の氏名
⑤議事録署名人と議長の署名
但し役員会、キャプテン会議、ベニューマスター会議においてはその限りではない。

第5章 資産及び会計
第21条 資産
本会の資産は、次に挙げる物をもって構成する。
①本会の資産台帳に記載された財物
②会費
③資産から生じる収入
④事業に伴う収入
⑤寄付金品
⑥その他
第6章 補足
第22条 プライバシーポリシー
会員の登録情報および、本会で収集した会員に関する情報は、本会および本会が所属する北海道ダーツ協会、北海道ダーツ協会が加盟する他の団体でのみ使用するものとし、それらが管理するリーグポイント集計、集計結果公表、大会等のランキング以外での利用はしない。もし、リーグポイント集計、集計結果公表、大会等のランキング以外で利用する場合は、事前に会員の同意を得た上で利用するものとする。但し以下に該当する場合は例外とします。

・本会が会員との連絡をおこなう場合

付則 本会則は2013年4月1日制定、2013年4月10日より施行される

以上


旭川ダーツ協会会則 Ⅱ

by on 3月.10, 2023, under お知らせ, 旭川ダーツ協会会則

一般競技規程

Ⅰ 用具及び設備
A ダーツ
1 選手は自分が使用するダーツを用意しなければいけない。
2 選手が使用するダーツは、ポイント・バレル・フライトと認識でき、30.5cm、50gを越えない
ダーツを使用する。ダーツポイントの側面は滑らかな針状のものとする。
B ダーツボード
1 ダーツボードは以下に掲げる本会が公認するダーツボードを使用しなければならない。
2 ブリッスルタイプのもの;で、1から20までのエリアがある時計型で、中心の内側のリング(ダブルブル)、中心の外側のリング(シングルブル)、内側の狭い枠(トリプルバンド)、外側の狭い枠(ダブルバンド)が設置されているもの。
3 水平に置いたときの床から中心までの高さは173cmである事。
4 “20″のシングルのセグメントは2色のうち濃い色(黒色)で、ボードのトップセンターに位置
する。
5 照明は、投げたダーツが当たってしまわない位置また投げる選手の妨げにならない所に
設置しなければならない。
6 スローイングラインは610㎜以上の長さでしるされ、ダーツボードの表面から垂直線を床
に引き、そこからスローイングラインの後端までは237cmでなくてはならない。また、ボードの中心から線の中心までの対角線は、293cmでなくてはならない。
7 オキ(スローイングライン上に床から飛び出している仕切板もしくはそれに準ずるライン)
を設置してもよい。その場合、高さは3cmから10cm以内のものとし、ラインの後ろとスローイングライン後端と一致するように設置する。本会においてはオキの設置を義務づけない。
8 スコアボードは投げる選手からはっきり見えるように、ダーツボードの近くに設置する。

Ⅱ. 投げ方
1 全てのダーツは片手で一つずつ投げる。
2 一度に投げられるのは3本までとし、それを一投(ワン・スロー)とする。但し、3本のダーツ以下でゲーム又はレッグが終了したときは、3本投げる必要はない。
3 試合において、スローイングは対戦相手と交互に行う。また、個人戦以外においては、各チーム内のスローイング順を守らなければならない。
4 ミドル勝負(別称 コーク、センター勝負)以外、一度投げたダーツは跳ね返って床に落ちても、もう一度投げることは出来ない。床に落ちたダーツは点数として数えられない。ダーツボードにダーツはあるがポイント部分がダーツボードに刺さっていない、ポイント部分がダーツボードに刺さっているがバレルが無い場合は点数として数えないものとする。
5 全てのダーツはスローイングライン又はオキの後端から投げること。それよりも左右両側に出て投げる場合は、スローイングライン又はオキの延長線上より後ろから投げることが出来る。
6 スローラインに入ってからのダーツを持たないで行う素振りは禁止とする。

Ⅲ. 試合
1 全てのゲームは最初にそれぞれの選手がボードの中心に1本のダーツを投げ、ボードの
中心に近い方から始める。リーグマッチでは、ホームチームが先にセンターに投げること
が出来る。トーナメントでは、コーラー(採点者)がコイントス等でどちらが先に投げるかを
決める事がある。
2 3レッグまたはそれ以上のレッグでのゲームもミドル勝負から始まる。センターに近く投げ
た方から最初のレッグを開始し、続く奇数のレッグを投げることになる。相手の選手は偶
数のレッグを投げる。
3 トーナメントではセットで行う試合の場合、タイブレークレッグという規則がある。それは、
最後のセットの内の最後のレッグで両方がセット数、レッグ数ともに同点であった時に用
いられる。その時は、タイブレークレッグでどちらが先に投げるかセンター勝負で決める。
前のゲームで先に投げた方がミドル勝負でも先に投げる。
4 チーム戦またはダブルス戦では、リストで最初に名前がある人がミドル勝負をするのでは
なく、試合に参加するチームメンバーの中で決めることが出来る,
5 ミドル勝負では先に投げたダーツはそのままにしておく。次に投げる人はそのままの状態
で投げる。後で投げる人により前の人のダーツが抜けてしまった場合、両者再投とする。
6 もし、どちらのダーツがセンターに近いか採点者が判断出来ない場合、両方ともインナー
ブルの中に入った場合、また両方ともアウターブルの中に入った場合はもう一度やり直す

この時投げる順番は入れ替える。

7 最初に投げた人がアウターまたはインナーブルに入った場合は、それを抜く事が出来る。
また、後で投げる選手は、相手のダーツがアウターまたはインナーブルに入っていること
を確認後、ダーツボードから抜くことを要求できる。

Ⅳ 得点記録
1 一般
A 各競技のマーカー及びスコアラーは、トーナメントにおいて主催者の認定した者であり、
リーグ試合においては両チームのキャプテンが承認した者でなければならない。
B 採点の為に選手が最後のダーツを投げ終わり、得点が読まれるまで投げたダーツは
ボードに残しておく。
C ダーツボードの表面に刺さったものが得点の対象となる。ワイヤーの下を通り矢の先端
が隣の得点エリアにタッチしている場合、矢の先端で得点を決めるのではなく、ワイヤ
ーをくぐり抜ける前のボードの得点とする。
D 採点者が得点を確認した後、選手は自分のダーツを抜くことが出来る。得点に対して
抗議はダーツを抜いた後では認められない。
E もしその選手が投げている間にボードに刺さっているダーツを触った場合、そこで投げ
終えたとみなされる。
F 計算ミスは間違えた選手またはチームが次に投げるときまでに訂正されなければ、間
違いのまま進められる。
G 得点は採点者によってつけられ、採点者がいない場合は選手が付ける。
H コーラー、マーカー(得点表示者)、スコアラー(得点記録者)、は、選手からの要請によ
り得点及び残りの点数を教える事は出来るが、残り点数におけるフィニッシュの方法(アレンジ)を教えることは出来ない。
I  行われているゲームに参加していないチームメイトは味方にアレンジを教えることはで
きない。

2 01(ゼロワン)ゲーム
A ボード上でダブルとトリプル枠の間とシングルブルとトリプル枠の間はそこに書かれて
いる数字が点数となる。ダブル枠の中は、その数字の2倍になり、トリプル枠の中は
その数字の3倍になる。アウターブルの中は25点であり、インナーブルの中は50点と
なる。
B ダブルブルに入った場合は、ダブルスタートやダブルフィニッシュのダブルとして数えら
れる。
C 大会の規則ではストレートスタートかダブルスタートで始められる。ダブルスタートでは、その選手がダブル枠かダブルブルに入れた時点から採点が開始する。
D ゲームを終了するには、その選手が残った得点の半分の数字のダブル枠かまたは場
合によってはダブルブルに入れなければならない。
E 最初にダブルにいれて自分の得点をなくした選手またはチームがそのゲーム(レッグ)
の勝者となる。ダブルに入った後の得点は数えられない。
F 大会の規則では、ゲームは501ゲームで構成される。全ての得点は、残りの点数から
差し引かれる。
G バースト制とは、選手が残った点数以上の得点を取った時、またダブルフィニッシュの
場合ダブルスコアでなくその点数を終えてしまった時や1を残して終わった時に適用さ
れる。そして投げた点数は得点として認められず、投げる前の点数が残される事をい
う。
H ダブルフィニッシュをした場合、得点が読まれ、スコアボードに付けられるまでダーツは
そのままにしておく。
I もしコーラーが“ゲームショット”と言っても無効になった場合、選手は投げるのを続ける権利を持つ。無効と分かって、選手がまだ全て投げ終わっていない内にダーツを抜いてしまっていた場合、コーラ-またはスコアラーがそのダーツを元あった一番近い所に戻し、選手に続きを投げさせる。
J スリー・イン・ナ・ベッド、222、111、シャンハイ等の変則的なフィニッシュは認められな
い。
※スリー・イン・ナ・ベッド…同一のダブルリングもしくはインナーブルに3本のダーツを
入れてフィニッシュ。
※111、222(ファスト・フィニッシュ)…残り点数が111の時に1のトリプルに入れればそ
の時点で勝利が確定するフィニッシュルール。同様に222の時は2のトリプル、333
の時は3のトリプルにヒットで勝利となる。
※シャンハイ…残り点数に関わらず同一ナンバーのシングル、ダブル、トリプル(順不
同)にそれぞれ1本ずつダーツを入れればその時点で勝利が確定するルール。ダブ
ルフィニッシュで点数を0にするシャンハイは認められる。
K 適度な時間に試合を終わらせる為に、レッグには決められたダーツ数がある。
(1) 501ゲームのレッグはリミットを45ダーツ(15投)とする。
(2) 競技会規則によって制限をつけることは可能である。
(3) トーナメントの決勝戦は原則として無制限である。
(4) リーグ試合において、チーム戦はリミット120ダーツ(40投)、シングル戦においては、制限がある。但し本会においては、3勝3敗で迎えたシングルス4番目のサードレッグのみリミット無しとする。但し順序を入れ替えて試合をした場合は最後のゲームがその対象となる。
(5) リミットに達した時、先にリミットに達した選手又はチームがミドルに1本のダーツを
投げ、次にもう一方がミドルに1本のダーツを投げる。(センターに近い方が勝者と
なる)ダブルス戦又はチーム戦においては、自分のチームのどちらの選手でもミド
ルに投げてよい。それ以外の順番は試合開始のルールを適用する。
(6) ダブルスタートの試合では、決められたダーツ数を投げ終わった時一方は既にダブ
ルに入れて得点を開始して一方は開始出来ていなかった場合上記の規定は例外
とし、ミドルによる勝敗の決定は行わず、既にダブルを入れている方が勝者となる。

3 その他のゲーム
01(ゼロワン)ゲーム以外のゲームは、トーナメントでの特別の規定で起用される。(ペンタス
ロン等)

リーグ戦

A.定義
1.定められた日付、曜日にリーグ内やリーグのデヴィジョン内でリーグ登録しているチームが少なくとも1回他のそれぞれのチームと対戦する事をいう。

B.規則
1.全てのリーグは本会に登録されなければならない。旭川ダーツ協会はリーグに対し、援助並びに助言を行うものである。
2.各チームは、キャプテンを選出し、チームメンバーを旭川ダーツ協会に届け出るものとする。
3.チームキャプテンはチームの行為、正確な試合結果報告、ホームチームの会場が適切な設備を保つことを確認する等のことについて責任を持たなければならない。また試合においてキャプテンが出場出来ない場合は、キャプテンの代理をおく。
4.リーグセクレタリーはそのリーグの最高実行権を持ち、本会とチームの連絡を行い、チームキャプテンに結果報告の提出方法を指示し(期限、提出先等)、試合結果の記録を維持する。
5.リーグ参加各チームは、リーグ戦が開催される月の前月、または次期のチーム登録の締切日までにリーグ登録料を納めなければならない。登録料については本会が決定する。登録料の返還は行われないものとする。本会への手続きはリーグセクレタリーの責任で行われる。

C.選手
1.チームがリーグ参加規定に達する為には、キャプテンとその他の少なくとも3人以上のメンバーが本会の競技会員でなくてはならない。
2.本会競技会員以外の資格のない選手が出場した場合、その選手のチームの得点は0ポイントとなり、なおかつその選手が出場したゲーム数を得点に変え総得点から減点される。対戦した相手チームは影響を受けない。
3.本会に登録していない選手はリーグに参加することが出来ない。但し、本会が定める特別会員制度(ゲスト会員)については登録手続き終了後からリーグに参加することが出来る。また、1人の選手を同時に2つ以上のチームに登録することは出来ない。
4.ゲスト会員はシーズン開始時に本登録されていない選手が登録でき、出場シーズン、出場試合数に制限は無い。また、ゲスト会員は一般の競技会員とは異なり、各表彰対象外となるのはもちろん、総会や会長選挙などの権利、ランキングポイントやリーグポイントを与えられない。(※ゲスト制度の規約は会則巻末のゲスト制度参照)
5.各チームのキャプテンは、リーグ日程表に記された期日までに選手のリストをリーグセクレタリーに登録しなければならない。なお、その選手リストには4名以上の競技会員が記入されていなければならない。
6.選手は1シーズン、1リーグ、1チームのみ参加できる。選手として一度でも試合に参加すれば、リーグ開催中は他のチームに参加出場は出来ない。但し所属チームがリーグに参加できない事態が生じた場合等、リーグセクレタリーが適当と認めた場合のみ他のチームに移籍する事が出来る。
7.リーグ開催中の選手の追加はその選手が試合に参加する前までにリーグセクレタリーに登録しなければならない。なお、プレイオフ、リーグチャンピオンシップへ出場するチームから出場するには、2期以上そのチームに在籍しリーグに出場していれば資格を得ることが出来る。この時の出場とはリーグポイントが獲得できる出場数(リーグ戦の総試合数と同等以上のレッグに出場)をいう。但し、本会会員でなければならない。

D.競技日程
1.競技日程は、それぞれのチームが一回以上ホームベニューと他のベニューでリーグのデヴィジョン内の他の全てのチームと対戦するようになっていなくてはならない。通常はホーム、アウェイで同じチームと2回対戦する。
2.競技日程はリーグセクレタリーが作成する。
3.チーム数の増減により通常の対戦方法とは異なる方式が採用される場合がある。

これはリーグセクレタリーの判断によるものとする。

E.デヴィジョン
1.リーグに8~12のチームが参加する場合、リーグは最も高いランクのチームを“A”デヴィジョンとし、次のランクを“B”デヴィジョン、というように分けるものとする。14チーム以上になった場合はリーグセクレタリーの判断において3ディビジョン制になる場合もある。またシーズン開始時の登録チーム数が15チーム以上の場合は必ず3デヴィジョンとなる。この時のデヴィジョン内チーム構成は前のシーズンの成績等を考慮しリーグセクレタリーが決定する。
2.成績の優劣はポイントで決定する。ポイントが並んだ時はそのシーズンのチーム総トン数、勝率、当該チーム同士の勝敗、当該チーム同士の試合でのポイント獲得数の順で優劣を決める。
3.各デヴィジョンのチーム数は出来る限り同数とする。このことは、リーグの期間、試合数、プレイオフを熟慮しリーグセクレタリーが決定する。但しチーム数が奇数の場合は、上位デビジョンのチーム数を多くする。
4.デヴィジョンは、下記の項目に従ってチームの昇格、降格等がなされる。
a.各デヴィジョンの上位2チーム(Aデヴィジョンを除く)は原則として1つ上のデヴィジョンに昇格する。そのために成績下位のチームは必要チーム数だけ降格する。
b.デヴィジョン数またはデヴィジョン内のチーム数により、4チーム以上が下のデヴィジョンに降格する場合は、その下のデヴィジョンから成績上位1チームのみが昇格する。
c.各デヴィジョンの最下位チーム(最下位デヴィジョンを除く)は、どんな場合でもその下のデヴィジョンに降格する。このために必要に応じて下のデヴィジョンから、他の成績上位チームが昇格する事が出来る。もし最下位チームが新しいシーズンに登録せず、リーグに参加しない場合、この規則は適用されない。
d.リーグ開催中、リーグ参加を放棄したチームは、次のリーグは最下位のデヴィジョンから出場する。(降格しない程度のポイントを獲得した状態での放棄の場合など)
e.デヴィジョンにおいて、チーム数不足の場合はその下のデヴィジョンから成績上位チームの適数が昇格することがある。
f.大幅なチーム数の増減があった場合、上記に該当しない昇格、降格が起こる場合がある。これはデビジョン間のチーム数の均衡を保つ場合などに発生する。
5.次のシーズンに新規で登録する新しいチームは最下位デビジョンの最下位の位置からのスタートとなる。そのチームが新しいかどうか解らないときは、(1)選手(2)キャプテン(3)ホームベニュー(4)チームの名前、の順序でリーグセクレタリーが決める。

6.チャレンジマッチはデヴィジョン間の優勝チームによる対戦が行われる。
a.3つ以上のデヴィジョンがある時、最初に下の2つのデヴィジョン勝者間でチャレンジマッチが行われ、その後はその試合の勝者と1つ上のデヴィジョン勝者で対戦する。最後の対戦相手はAデヴィジョンである。
b.チャレンジマッチは通常の試合と同じように行われる。例外として:(1)試合順序の延期、遅れ、変更は認められない。(2)先攻決めの各ゲーム、各レッグのミドルは各チーム交替で投げる。(3)ダーツ数の制限はない。
c.もし2つ以上のチームが同等(プレイオフの時は除く)でいくつかのチームが昇格又は降格の対象となっているとき、(1)取得した得点数(2)チームゲーム勝数(3)試合でのダーツ数、の順でリーグセクレタリーが決める。
d.リーグセクレタリーが試合の日時を設定するが、なるべく通常のリーグ戦終了後1週間以内とする。
e.但しチャレンジマッチはデビジョンが2つ以内のときは開催されない。また年度の途中でデビジョンが増えた場合はリーグセクレタリの判断において開催の有無が決定される。

F.ベニューと設備
ベニューの登録は本会が全ての責任を持ち、本会は本規程に違反のあったベニューに対し認定を取り消すことが出来る。

1.それぞれのチームは、リーグ戦の当日に使用可能で、本会が認定する“ベニュー”を持たなければならない。ベニューはリーグセクレタリーの承認と他のチームキャプテンに1週間前に 通知する事をもって変えることが出来る。
2.リーグ戦を行う場所はダーツ競技をする設備が整っている所でなくてはならない。高さ、幅、奥行き、障害物なし、スローラインの中心から100cm以内の位置に立って窮屈でない事。
3.ダーツボードが正確な位置に設置され充分な照明で照らされており、正確な位置に投げるスローイングラインがあり、スコアボードが設置されていなければならない。ダーツボードは本会が承認するものでなくてはならない。
4.リーグ戦を始める前に、ベニュー、投げる場所、設備などリーグセクレタリーが承認しなくてはならない。
5.上記以外にリーグ戦をおこなうのに不都合な点がある場合は、リーグセクレタリーはベニューに対し改善を求めるものとする。

G.競技チーム
1.それぞれのチームは4人以上で構成される。
2.対戦前にそれぞれのキャプテンは投げる順序を明記した選手のリストを相手に見せる。リストにはチームゲームの出場4選手の名前と順序、2つのダブルス戦出場選手名と順序、4つのシングル戦出場選手名が詳しく記されていなくてはならない。
3.競技が始まったら、代理を立てることは出来ない。但し協議開始前、緊急の用事や試合開始前に試合放棄したとき、両方のキャプテンの合意のもとに代理を立てることが出来る。
4.チームゲームとダブルス戦ではリスト通りの順序で投げる。
5.選手が3人しかいない場合でも試合として認められる(三人試合)。この場合このチーム
は最初のダブルス戦と3つのシングル戦(計4戦)にのみ出場できる。
既に試合が始まっている場合、遅れてきた選手を追加する事は原則として出来ない。人
数の足りないチームが4人またはそれ以上集まっているチームと対戦したとき、チーム戦
ダブルス戦の2つ目、4つ目のシングル戦は負けたものとしてみなす。但し両チームが3
人の試合は認められない。
6.次の期に移る際、前の期の所属メンバーが3名以上残っていればメンバーの入替がおこ
なわれてもチーム名、順位等がそのまま継続される。
7.チーム名、所属ベニューを変更した場合は、次期は新規登録チームとして扱われ最下位
デビジョンの所属となる。但し、特殊な事由により変更がやむをえないとリーグセクレタリ
ーが認めた場合はこの限りではない。
8.上記7は必ず事前にリーグセクレタリーへの報告が必要となる。報告無しにチーム名、所
属ベニューの変更がなされた場合、次シーズンは無条件で最下位ディビジョンの最下位
位置に位置付けされる。

H.試合
1.それぞれの試合は次の内容で行われる。
a.チーム戦1001:オープンスタート、ダブルフィニッシュ 1レッグ、1試合
b.ダブルス戦501:ダブルスタート、ダブルフィニッシュ ベストオブ3、 2試合
c.シングル戦501:ストレートスタート、ダブルフィニッシュ ベストオブ3、 4試合
2.何かの理由で双方のキャプテンが同意しない限り、チーム戦は最初に行われ、ダブルス戦(リスト上の順序で)、シングル戦(リスト上の順序で)が行われる。但しメンバーの到着が遅れる等の理由がある場合、双方のキャプテンの同意のもと、試合の順番を入れ替えることができる。なお遅れてきた選手は到着後に空きボード等で練習することはできない。この時、いるメンバーで消化可能な試合を全て消化した後、10分以内に遅れているメンバーが到着しない場合は3人試合もしくはデフォルトの扱いになる。

I.得点
1.それぞれの試合で勝ったチームに1点が与えられる(全部で7点)
4人以上いるチームが人数の足りないチームと対戦したとき(3人試合)は、4人以上のチームに3点加算され、全ての試合に勝った場合は7点となる。
2.4試合以上勝ったチームに対してボーナス点(2点)が加算される。

J.時間
1.試合は、何かの理由による両キャプテンの同意以外は、決められた開始時間から30分以内に試合を始めなければならない。
2.それぞれの試合の間は5分間以上経過してはならない。

K.練習
次の試合に出る選手は、ゲーム前に6本のダーツ(ツー・スロー)を投げることが出来る。

L.結果報告
1.両キャプテンはサインの入ったリザルト(試合結果レポート)を提出する義務がある。レポートには出場した全ての選手名をフルネームで書き、本会が競技会員に付与したAから始まる会員番号を明記する。
2.勝ったチームのキャプテンは、試合終了後72時間以内にリーグセクレタリーまたは事務局に結果レポートを提出しなくてはならない。報告が遅れた場合は1点減点される。また試合日当日にリザルト用紙を提出できないチームは事務局にその旨連絡すること。
M.年間優勝チームの決定、プレイオフ
1.1つのシーズンが終了後、デヴィジョンで一番得点を取ったチームがその期のチャンピオンとなる。ランク別のデヴィジョンを適用しているリーグでは、Aデヴィジョンでの優勝チームがチャンピオンとなる。
2.前期、中期、後期で優勝チームが異なる場合はリーグセクレタリーが定めたベニュー、日時のもとでプレイオフが行われる。プレイオフは前期優勝チーム対中期優勝チームをおこない、その勝者と後期の優勝チームが年間優勝を争う。全てのプレイオフはシーズン終了後1週間以内に行われる。但し、プレイオフ出場チーム間の都合により1週間以内に試合ができない場合はこの限りではない。
3.プレイオフ戦では、試合開始の為のミドル勝負を交替で投げ、勝ったチームはチーム戦、ダブルスの1番目、シングルスの1・3番目のセンターを先に投げる権利を持つ。また、試合の延期、遅れ、変更は認められないものとする。
4.プレイオフの試合内容は通常のリーグ戦と同じでおこなわれるが、勝敗が決した時点(4ゲーム先取)でゲームセットとなる。
5.プレイオフを行う試合会場はリーグセクレタリーが決定する。通常両チームのベニューではない会場が選択される。両チームとも同じベニューの場合はその会場が選択される。但し会場の都合が付かない場合はこの限りではない。
6.プレイオフが開催される場合、必ず協会役員が最低一人立会人として試合会場に同席する。
7.プレイオフの際に発生するボード、会場の使用料は協会側で負担する。プレイヤー個人の飲食代等は自己負担とする。

N.試合日程の変更
1.両キャプテンの同意の元に、試合日程の変更があった場合、キャプテンは本会事務局と試合会場となるベニューに変更の申し立てを速やかにしなくてはならない。また日程変更は予定された期日から24時間を切ってからは原則認められない。
2.再予定された試合は、原則以前に予定されていた日よりも早まらず、また次の予定の日よりも遅くなってはならない。但し両チームの都合によりどうしても開催が困難な場合はこの限りではない。
3.シーズン最後の試合は、期間が過ぎた後に行ってはならない。どうしても両チームの都合が付かない場合は、リーグセクレタリーに確認をとって日程を決定する。これを無視した場合は没収試合等の扱いになる場合がある。
4.試合当日特殊な事情により両チームが突発的に3名以下になった場合、試合は認められないので、両チームと開催ベニューが協議し、特別に日程を変更することができる。

O.デフォルト(不戦敗)
1.試合開始予定時間を30分経過してもチームの選手がそろわなかった時、そのチームは試合放棄したものとされ、デフォルトとなる。ただし、3人の選手がそろえば試合を行うことが出来る。
2.試合変更を申し込み、その試合が再設定された日程に行われなかった場合、どのような理由があっても、最初に変更を申し立てたチームがデフォルト負けとなる。但し極めて特殊な事由が発生した場合はこの限りではない。
3.デフォルトの場合、相手チームは不戦勝となり4点とボーナス点(2点)の合計6点のポイントを獲得する。デフォルトしたチームにはマイナス4点の懲罰得点を科すものとする。
4.登録されていない選手が出場した場合、その試合は無効となりデフォルト試合の扱いとなる。
5.デフォルトをしたチームは開催予定だったベニューに対し2チーム分のボード貸与料として6000円を支払わなければならない。この6000円は本会もしくはリーグセクレタリーを介してベニューに支払いがなされる。

P.退会
1.リーグセクレタリーによる書面での退会通告の日付をもって、そのチームはリーグから退会したものとみなす。
2.シーズン中に3回以上デフォルトした場合、そのチームはリーグから退会とされる。
3.シーズン中に諸事情により退会したとき、同一デビジョン内の全チームと1周対戦した場合のみ、退会したチームと対戦したチームの勝ち得点、対戦成績等はそのままとする。もし対戦が1周まわっていない場合はそのチームはシーズン当初からなかったものとし、他のチームと対戦したポイントはもちろん、個人成績などの記録も全て無かったものと                                                    する。ここでいう1周とは、それぞれのチームがリーグまたはデヴィジョンの中で1度以上他のチームと対戦する事を言う。この時同じデビジョンに所属する他チームの対戦成績、個人成績は正式に記録として残るものとする。
4.デビジョン内でシーズン途中で退会するチームが出た場合、上記3にある、1周回り成績が残る場合のリーグポイント、ポイント獲得に必要なゲーム数はその時の状況を考慮しリーグセクレタリーが決定、通知する。
5.新しいシーズンに登録しないチームは、そのシーズンのリーグから退会したものと見なされる。

Q.異議
1.リーグでの規則違反に対する異議申し立てばチームのキヤプテンまたは代理人によってのみ認められる。
2.異議の申し立ては試合終了から72時間以内にリザルトに「異議申し立て」と表記し、その内容を詳細に述べた書面をリーグセクレタリーに提出しなければならない。
3.異議申し立てについての判断はリーグセクレタリーが行うが、その判断に不服があれば本会に対し再異議申立の書面を提出し、本会が臨時役員会や適切と思われる臨時会議を開催し判断するものとする。その臨時会議で出された結果については従わなければならない。
4.規則違反のペナルティーは減点やデフォルトとされ、また重大な場合は、違反したチームをそのシーズンが終わるまで退会とする。個人選手の場合は、シーズンが終わるまでではなく、ある一定の期間のリーグ及び大会への参加資格を失うことがある。


旭川ダーツ協会会則 Ⅲ

by on 3月.10, 2023, under お知らせ, 旭川ダーツ協会会則

選手権大会、競技会

A.定義
選手権大会(以下 大会)とは、リーグ戦の定義に含まれない他の全ての試合のことである。

B.役員
1.大会ディレクターは本会の競技役員とし、コントロールデスク管理者、コーラー、マーカーを大会役員、大会協力者として任命することができる。コーラー、マーカーは選手として出場出来る。
a.大会ディレクターは、大会運営と抗議や口論などが起こったときの和解に責任を持つ。
b.コントロールデスク管理者は、試合のスケジュール、くじ引き、結果記録に責任を持つ。
c.コーラーは、試合中のスコアのアナウンスに責任を持つ。
d.マーカーは、スコアボード上の得点記録に責任を持つ。決勝戦以外は1人がコーラーとマーカーの両方を受け持つ。
e.スコアラーは、スコアシート上の得点や残りの点数、ダーツ数、勝者、トン数、180点取得者、ハイオフの記録に責任を持つ。
2.コントロールデスク管理者の指示のもとにコントロールデスクが設置され、試合のスケジュールや結果を表示する。終了した試合のスコアシートはコントロールデスクに提出される。
3.主催者は、必要とされるとき試合の時間や形式を変更する権利を持つ。

C.本会主催大会の形式
1.選手について:
a.公開(オープンシングルス、ダブルス等)
出場する資格を持ち、出場費用を支払ったすべての選手
b.制限(男・女シングルス、ミックスダブルス等)
出場できるか否かの資格についての制限は、本会によって定められる。
2.選手数について:出場できる選手数の制限が決められることがあり、早く受付した者が出場の権利を持つ場合もある。
3.試合形式について
a.通常の大会は、大会前に一回くじを引いて相手を決めたり、ブラケットシステムを用いたり、ノックアウト形式で行われたりする。
b.本会が承認する特別な大会では、勝者と敗者をブラケットとしたダブルイルミネーシ
ョン、または試合の度にくじで相手を決めるダブル、トリプルイルミネーションで
行われる。
c.本会主催の大会では、北海道ランキングによりシード権が与えられる。

D.選手と参加費用
1.本会主催の大会へ出場するには、期日内にエントリー(申し込み)をし、定められた参加費用を支払った者が大会に参加できる。
2.参加費用額は本会が定める。費用は不返還とする。
3.本会が定めた方法で参加意志を表示し、本会の大会ディレクターがそれを受け入れた選手のみが大会に出場できる。
4.選手がエントリー用紙への署名を完了した時点で選手は大会への競技規定を了承したものとする。
5.本会が主催する大会では、大会前、大会開催中を問わずどの段階でも参加拒否、参加者を失格、除外する権利を持つ。

E.登録
1.全ての選手はそれぞれの種目に意欲的に参加するものとする。それが出来ない選手はその種目から除外されることがある。
2.試合開始時に呼び出されてもその場に来ない選手は試合をする権利を失う。試合に呼ば
れてからコントロールデスクに報告する5分間のみ待機時間の猶予がある。

F.種目
大会では次にあげる種目が行われる。
1.シングルス戦(男子シングルス、女子シングルス)
2、ダブルス戦(ペアとなる選手の性別は問わない)

G.ゲーム、レッグ、セット
1.通常の大会トーナメントでは、シングルス戦とダブルス戦はオープンスタート、3レッグを行
い2レッグ先取した方を勝者とする。
○男子シングルス決勝戦のみ5レッグとし、先に3レッグを取得したものを勝者とする。但 し大会ディレクターが大会開始前に内容の変更を通告した場合はそれに従うものとする。
○数レッグ先取1セットとし、数セット先取する試合が行われることがある。ゲームのセット取得数、また1セットのレッグ取得数は全て奇数とする。それぞれのセットの勝者はそ
のセットでのレッグ過半数取得者で、ゲームの勝者はそのゲームでのセット過半数取得者である。セットでの全てのゲームはトーナメント競技規定に基づき、タイブレークレッグでミドル勝負が適用される。
2.一回戦で対戦相手が不在等の理由で、必要であれば試合順番を変更する事がある。
3.シングル戦やダブルス戦で代理人をたてることは許可されない。
4.その大会主催者の試合規則採用によってダブルスタートになる場合がある。
a.ダブルスタートゲームでは、選手はダブルバンドまたはダブルブルに矢を入れなければスタート出来ない。ダブルバンドに矢を入れた後の矢は全て得点となる。レッグまたはゲームを終わらすためには、残り点数をちょうど0点にしなければならない。
b.ゲームまたはレッグにおいて、最初に必要な点数をとってゼロにした方を勝ちとする。また、フィニッシュしたあとの得点は数えない。
c.選手が残りより多くの得点をした場合、残るダーツに関わらずバースト(過剰得点)となり、その時点で相手のスローイングとなる。バーストした場合、残り点は前回のままとなり、バースト前の点数からのスローイングとなる。
d.フィニッシュにおいてダーツ本体はコーラーがいる場合、コーラーがそれを読み上げるま
で、またコーラーがいない場合はスコアキーパーがそれを記録するまでボードにささっていなければならない。
5.スリー・イン・ナ・ベット、222、111、シャンハイのような変則的な終わり方は認めない。
6.試合またはゲームは適当な時間で終わるために、ダーツ数を制限する。
7..501ゲームまたはレッグは、リミットを45ダーツ(15投)とする。
8.勝敗がつかずお互いのダーツ数がリミットに達したときミドル勝負となる。先にリミットに達した選手またはチームが、センターに1本のダーツを投げる。(センターに近い方が勝ち)ダブルスゲームまたはチームゲームにおいては、試合に参加した自分のチームのどちらかの選手でもセンターに投げてよい。それ以外の順番は試合開始のルールを適用する。

H.トーナメント試合
1.試合が始まったら、選手、コーラー又はマーカー以外はその場所に入ってはいけない。
コーラーとマーカーのみが選手が投げている間にダーツボードとスローイングラインを行き来することができる。
2.相手の選手は、一方の選手が投げるとき十分に後ろに下がり、その選手の視界に入るなどの行為や邪魔をしないようにする。
3.スローイングライン上で選手はコーラー又はマーカーに得点数や残点数について、いつでも質問できる権利がある。
4.コーラー、マーカーは、選手に残りの点数は教えても良いが、アレンジなどは教えてはいけない。

I.失格
1.一度その種目で失格となった選手は、その後その種目に出場することはできない。

J.練習
1.それぞれの選手は試合前に決められた場所でダーツを6本投げることができる。
2.トーナメントが始まったら、決められた以外の場所での練習は許可されない。
3.全ての選手(失格者は除く)のために、練習用のダーツボードが設置されている。

K.レポート
1.選手名と指定の場所を記したスコアシートがコントロールデスクで作成される。出場する選
手が呼ばれた場合、その選手はスコアシートを受け取り、指定場所のスコアラーに手渡す。
2.ゲーム終了後、スコアシートが完全に記入されているのを確認して、その選手とスコアラーがサインする。
3.勝者である選手やチームがスコアシートをコントロールデスクに提出する。

L.品行
1.スケジュールされた試合を完全に終了できない選手は、表彰やランキングポイント取得の資格を失う。
2.大会ディレクターが、その選手に対してスポーツマンらしくない品行(故意に遅刻したり、相手の選手が投げるのを邪魔したり、嫌がらせをすること)であるとみなしたとき、その選手は大会途中でも大会参加権を失い、表彰や成績によって得られるランキングポイント取得の資格も失うことがある。

M.異議
1.得点についての異議は、その選手がダーツボードからダーツを抜く前にコーラー又はマーカーに申し立てる。残りの点数についての異議は、その選手が次に投げる前にコーラー又はマーカーに申し立てる。
2.コーラー又はマーカーの判断や選手の品行に対する異議は、速やかに大会ディレクターに申し立て、関係する選手や役員は問題が速やかに解決できるように歩み寄るものとする。

N.宣伝
1.本会は、大会にスポンサー(協賛者)があった場合、使用されるスポンサーの宣伝や行為に対して制限することができる。
2.大会参加選手や見物人が公序良俗に反する行為や服装を着用した場合、本会や大会ディレクターは会場から退場させることが出来る。

0.態度と服装
1.試合をしていない選手は、スポーツマンシップにのっとり不名誉となるような行動は避け、試合中の選手に対して失礼のないような振る舞いをする。
2.大会開催中は、何人も試合の行われている場所での食事、喫煙は許されない。
3.大会主催者は決勝戦に出場する選手に対してのみ試合中に飲み物を飲む許可を与える事ができる。
4.原則として大会に参加する選手はユニフォームを着用しなければならない。但し、大会ディレクターが認めた場合はその限りではない。
5.ユニフォームは、襟と袖のあるもので、清潔なものが望ましい。
6.主催者は、トーナメント用としてドレスコードを採用してもよい。
7.主催者は、このような規則に違反した者を追放する権利を持つ。
8.選手はスポーツとしてふさわしい服装をし、不名誉となるような衣服は慎む。

P.賞品
1.本会は、種目の成績順や得点の成績に対して選手にトロフィーや賞品が与えられることがある。
2.受賞のときその選手がその場にいないときは、大会主催者への許可なしに受賞の権利を放棄した事になる場合がある。

Q.ポイント
1.参加者が得られるポイントについて
※ダブルスポイント
ダブルスのポイント得点は出場した大会の該当する順位得点の1/2とする。
※ポイントを取得するための条件
正式にランキングポイントを取得するためには、最低取得ポイント順位までの参加者をもって行うこと。(例:選手権大会 32名以上、ベニュー大会 16名以上)
上記に達しない大会については北海道ダーツ協会にてポイントを決定する。
※大会ポイント
大会で選手が得点を得るためには最低でも1回戦で勝利した試合がなくてはならないが、参加者全員に1ポイントのボーナスポイントが与えられる。

R.シード権
各種トーナメントにおけるシングルスのシードは、前年度の北海道ダーツ協会ランキング
をもとに、大会出場者のランキング上位よりシード選手とする。
A.大会は開催される大会ディレクターのもとシードを決定し、シード以外の選手については抽選でトーナメント表を作成する。
B.ダブルス戦は、ペアとなる各選手の前年における個人ランキングの合計点により、数組をシードとする。

 

ランキングシステム
A.構成
1.本会会員は北海道ダーツ協会が管理するランキングに参加するものとする。ランキングのシステムについては、システムの変更・改正も含め北海道ダーツ協会に一任する。
2.ポイントについては北海道ダーツ協会が付与する。
3.競技会(大会)においては、その競技会の前日までに本会の会員でなければならない。
4.ポイントについては北海道ダーツ協会によって定められているポイントが適用される。

B.ランキングの期間
1.ランキングの公表
a. 1年間をランキング有効期間とし、毎年4月以降速やかに前年の結果が発表される。
b. シーズンの途中にランキング取得状況が北海道ダーツ協会より発表されることもある。
2.大会などで採用されるシード権は前年度のランキングに基づいて決められる。

C.ポイントの対象となる大会
・北海道ダーツ協会に登録されている協会(旭川、札幌、釧路、松前、とかち、苫小牧、函館 平成24年4月現在)が主催する選手権大会
・北海道ダーツ協会主催の北海道選手権、マスターズ大会、アザーズ大会
・各地区協会に登録されているベニューの大会(ベニュー大会)。ポイントを付与されるベニュー大会については各地区協会で3回まで開催が認められる。ただし、ランキングポイントが関係しない店舗独自の大会(俗にいうハウストーナメント)においてはその限りでは無い。

 

認定試合場(オフィシャルベニュー)規程
Ⅰ 認定試合場(オフィシャルベニュー)
A 定義
1 本会主催、公認の公式競技を行える会場で、本会より認定された会場を言う。

B 認定
1 認定試合場(以下 ベニュー)の認定は本会が無料でこれを行う。本会はリーグセクタリ  ーもしくは本会役員がリーグ戦を行うベニューとしての環境、設備が適切と認めた場合において本会が正式にベニューとして認定し登録するものとする。
2 認定を受ける前後にかかわらず、当該ベニューと別のベニューとの間で紛争やその他
諸問題があった場合、基本的にベニュー間によって速やかに解決すべきだが、内容に
よっては本会が第三者として仲裁に入る場合がある。その時はベニューの権利や利益
よりダーツプレイヤーの権利、意思を優先するものとする。
3 加盟したベニューは、本会により正式に認定試合場資格を有したことになり、又同時に
本規程に定める項目に同意したものとみなされる。

Ⅱ 報告及び協力

A 報告
1 認定されたベニューは、本会に届け出た会場名、住所、代表者名、電話番号等々の変
更があった場合、直ちに本会事務局に届け出する。
2 ベニューが退会する場合、その事実が判明した時点で速やかに本会に届け出るものと
し、リーグが終了するまで退会する事ができないものとする。

B 協力
1 ベニューは本会が主催するリーグ戦及び大会等に対して協力をする。
2 ベニューは本会が主催するリーグ戦へ出場する選手の養成に対して協力する。
3 ベニューはハードダーツボードの常設を基本とする。諸事情により常設できない場合、
速やかにダーツボードが設置できる環境でなければならない。

C ベニュー設備
ダーツの試合を行う競技場としての環境維持についてはベニューが責任を持つものとする。

Ⅲ 認定試合場の認定取消
本会は、次の理由があったベニューに対し認定を取り消すことが出来る。
1 ダーツボードの設置が困難になった場合
2 本会の信用、名誉を著しく傷つける行為があった場合
3 ベニューとして認定された時の条件と大きくかけ離れた環境になった場合
4 本会が決定する事項が守れなくなった場合
5 本会役員会においてベニューとして相応しくないと決定した場合

ゲスト制度(平成25年度新設)
① これは非会員が通常のリーグ戦にプレイヤーとして参加できる制度である。

② このゲスト制度の採用によりこれまでの「トライアル制度」は廃止となる。

③ ゲスト制度とは
A 会員登録していない選手がリーグ戦に参加できる制度である。従来のトライアル制度とは違
い、以前ゲストとして参加した選手が次の期にまたゲストとして参加することが可能である。

B ゲストとして登録可能な選手の条件は参加するシーズンのスタート時に会員登録されていない
ことである。ただし、ゲストとして参加していたプレイヤーがシーズン途中で会員登録に切り替
えることは認められる。但し正会員からゲストへの切替はできない。

C ゲストとして登録されたプレイヤーは1つのシーズンが終わるまでは他のチームでゲスト登録
することはできない。

D ゲストとして登録できるプレイヤーの数は1チーム、1期当たり3名までとする。Bで記述したシ
ーズン途中で会員への切替が行われた場合はゲスト枠が1つ空くことになる。なおゲスト会員
のみでの3人試合は認められない。

E 制限されたゲスト枠を超え、4人目のゲストが試合に出場した場合(ゲストオーバー)、その選
手が出場した試合はすべて負けの扱いになり、記録された成績、アワード等も抹消となる。な
お対戦した選手は成績等に影響を受けない。もし対戦した双方のチームにゲストオーバーが
あった場合、オーバーゲスト同士の試合は無効となる。この時の対戦順により4試合以上の勝
ちが獲得できなかった場合勝利ボーナスポイントは付かないものとする。

F ゲストプレイヤーの成績はシーズン終了後の成績表に従来のトライアル制度と同様に記載さ
れる。ただしアワード等の表彰はないものとする。

G ゲストとして参加するプレイヤーは本会に1試合につき【1000円】のゲストフィーを
支払うものとする。

H ゲストプレーヤーはレギュラーシーズンの試合のみに出場できる。プレイオフ、リーグチャンピ
オンシップ等には出場できない。シーズン途中での会員への切り替えが行われた場合、プレイ
オフ等への出場可能レッグ数は正会員になってからカウントするものとする。会則にもある同
チームに2期以上の在籍も会員になってからのカウントとする。

I  ゲストオーバーに対するチーム、個人へのペナルティはないものとする。オーバーゲストに該
当した選手が次のシーズンに再びゲスト、または会員として登録することに妨げはないものとする。

J ゲストプレイヤーは事前にゲスト用の登録用紙に必要事項を記入しなければならない。またゲ
ストとして試合に出場する際にはリザルト用紙の会員番号を記載する欄に「ゲスト」と必ず表記
すること。

K 試合にゲストが出場する際にはキャプテンが相手チームにゲストであることを紹介することが
望ましい。またゲストが出場するチームのキャプテンは開催ベニューにゲストの出場を伝えるこ
と。

L ゲスト登録のプレーヤーはキャプテン会議、総会等に代理としても出席することができない。ま
た、会長選挙等にも立候補することはできない。

 

平成25年4月 1日   公布
平成25年4月10日   施行

以上