旭川ダーツ協会

旭川ダーツ協会会則 Ⅱ

by on 3月.10, 2023, under お知らせ, 旭川ダーツ協会会則

一般競技規程

Ⅰ 用具及び設備
A ダーツ
1 選手は自分が使用するダーツを用意しなければいけない。
2 選手が使用するダーツは、ポイント・バレル・フライトと認識でき、30.5cm、50gを越えない
ダーツを使用する。ダーツポイントの側面は滑らかな針状のものとする。
B ダーツボード
1 ダーツボードは以下に掲げる本会が公認するダーツボードを使用しなければならない。
2 ブリッスルタイプのもの;で、1から20までのエリアがある時計型で、中心の内側のリング(ダブルブル)、中心の外側のリング(シングルブル)、内側の狭い枠(トリプルバンド)、外側の狭い枠(ダブルバンド)が設置されているもの。
3 水平に置いたときの床から中心までの高さは173cmである事。
4 “20″のシングルのセグメントは2色のうち濃い色(黒色)で、ボードのトップセンターに位置
する。
5 照明は、投げたダーツが当たってしまわない位置また投げる選手の妨げにならない所に
設置しなければならない。
6 スローイングラインは610㎜以上の長さでしるされ、ダーツボードの表面から垂直線を床
に引き、そこからスローイングラインの後端までは237cmでなくてはならない。また、ボードの中心から線の中心までの対角線は、293cmでなくてはならない。
7 オキ(スローイングライン上に床から飛び出している仕切板もしくはそれに準ずるライン)
を設置してもよい。その場合、高さは3cmから10cm以内のものとし、ラインの後ろとスローイングライン後端と一致するように設置する。本会においてはオキの設置を義務づけない。
8 スコアボードは投げる選手からはっきり見えるように、ダーツボードの近くに設置する。

Ⅱ. 投げ方
1 全てのダーツは片手で一つずつ投げる。
2 一度に投げられるのは3本までとし、それを一投(ワン・スロー)とする。但し、3本のダーツ以下でゲーム又はレッグが終了したときは、3本投げる必要はない。
3 試合において、スローイングは対戦相手と交互に行う。また、個人戦以外においては、各チーム内のスローイング順を守らなければならない。
4 ミドル勝負(別称 コーク、センター勝負)以外、一度投げたダーツは跳ね返って床に落ちても、もう一度投げることは出来ない。床に落ちたダーツは点数として数えられない。ダーツボードにダーツはあるがポイント部分がダーツボードに刺さっていない、ポイント部分がダーツボードに刺さっているがバレルが無い場合は点数として数えないものとする。
5 全てのダーツはスローイングライン又はオキの後端から投げること。それよりも左右両側に出て投げる場合は、スローイングライン又はオキの延長線上より後ろから投げることが出来る。
6 スローラインに入ってからのダーツを持たないで行う素振りは禁止とする。

Ⅲ. 試合
1 全てのゲームは最初にそれぞれの選手がボードの中心に1本のダーツを投げ、ボードの
中心に近い方から始める。リーグマッチでは、ホームチームが先にセンターに投げること
が出来る。トーナメントでは、コーラー(採点者)がコイントス等でどちらが先に投げるかを
決める事がある。
2 3レッグまたはそれ以上のレッグでのゲームもミドル勝負から始まる。センターに近く投げ
た方から最初のレッグを開始し、続く奇数のレッグを投げることになる。相手の選手は偶
数のレッグを投げる。
3 トーナメントではセットで行う試合の場合、タイブレークレッグという規則がある。それは、
最後のセットの内の最後のレッグで両方がセット数、レッグ数ともに同点であった時に用
いられる。その時は、タイブレークレッグでどちらが先に投げるかセンター勝負で決める。
前のゲームで先に投げた方がミドル勝負でも先に投げる。
4 チーム戦またはダブルス戦では、リストで最初に名前がある人がミドル勝負をするのでは
なく、試合に参加するチームメンバーの中で決めることが出来る,
5 ミドル勝負では先に投げたダーツはそのままにしておく。次に投げる人はそのままの状態
で投げる。後で投げる人により前の人のダーツが抜けてしまった場合、両者再投とする。
6 もし、どちらのダーツがセンターに近いか採点者が判断出来ない場合、両方ともインナー
ブルの中に入った場合、また両方ともアウターブルの中に入った場合はもう一度やり直す

この時投げる順番は入れ替える。

7 最初に投げた人がアウターまたはインナーブルに入った場合は、それを抜く事が出来る。
また、後で投げる選手は、相手のダーツがアウターまたはインナーブルに入っていること
を確認後、ダーツボードから抜くことを要求できる。

Ⅳ 得点記録
1 一般
A 各競技のマーカー及びスコアラーは、トーナメントにおいて主催者の認定した者であり、
リーグ試合においては両チームのキャプテンが承認した者でなければならない。
B 採点の為に選手が最後のダーツを投げ終わり、得点が読まれるまで投げたダーツは
ボードに残しておく。
C ダーツボードの表面に刺さったものが得点の対象となる。ワイヤーの下を通り矢の先端
が隣の得点エリアにタッチしている場合、矢の先端で得点を決めるのではなく、ワイヤ
ーをくぐり抜ける前のボードの得点とする。
D 採点者が得点を確認した後、選手は自分のダーツを抜くことが出来る。得点に対して
抗議はダーツを抜いた後では認められない。
E もしその選手が投げている間にボードに刺さっているダーツを触った場合、そこで投げ
終えたとみなされる。
F 計算ミスは間違えた選手またはチームが次に投げるときまでに訂正されなければ、間
違いのまま進められる。
G 得点は採点者によってつけられ、採点者がいない場合は選手が付ける。
H コーラー、マーカー(得点表示者)、スコアラー(得点記録者)、は、選手からの要請によ
り得点及び残りの点数を教える事は出来るが、残り点数におけるフィニッシュの方法(アレンジ)を教えることは出来ない。
I  行われているゲームに参加していないチームメイトは味方にアレンジを教えることはで
きない。

2 01(ゼロワン)ゲーム
A ボード上でダブルとトリプル枠の間とシングルブルとトリプル枠の間はそこに書かれて
いる数字が点数となる。ダブル枠の中は、その数字の2倍になり、トリプル枠の中は
その数字の3倍になる。アウターブルの中は25点であり、インナーブルの中は50点と
なる。
B ダブルブルに入った場合は、ダブルスタートやダブルフィニッシュのダブルとして数えら
れる。
C 大会の規則ではストレートスタートかダブルスタートで始められる。ダブルスタートでは、その選手がダブル枠かダブルブルに入れた時点から採点が開始する。
D ゲームを終了するには、その選手が残った得点の半分の数字のダブル枠かまたは場
合によってはダブルブルに入れなければならない。
E 最初にダブルにいれて自分の得点をなくした選手またはチームがそのゲーム(レッグ)
の勝者となる。ダブルに入った後の得点は数えられない。
F 大会の規則では、ゲームは501ゲームで構成される。全ての得点は、残りの点数から
差し引かれる。
G バースト制とは、選手が残った点数以上の得点を取った時、またダブルフィニッシュの
場合ダブルスコアでなくその点数を終えてしまった時や1を残して終わった時に適用さ
れる。そして投げた点数は得点として認められず、投げる前の点数が残される事をい
う。
H ダブルフィニッシュをした場合、得点が読まれ、スコアボードに付けられるまでダーツは
そのままにしておく。
I もしコーラーが“ゲームショット”と言っても無効になった場合、選手は投げるのを続ける権利を持つ。無効と分かって、選手がまだ全て投げ終わっていない内にダーツを抜いてしまっていた場合、コーラ-またはスコアラーがそのダーツを元あった一番近い所に戻し、選手に続きを投げさせる。
J スリー・イン・ナ・ベッド、222、111、シャンハイ等の変則的なフィニッシュは認められな
い。
※スリー・イン・ナ・ベッド…同一のダブルリングもしくはインナーブルに3本のダーツを
入れてフィニッシュ。
※111、222(ファスト・フィニッシュ)…残り点数が111の時に1のトリプルに入れればそ
の時点で勝利が確定するフィニッシュルール。同様に222の時は2のトリプル、333
の時は3のトリプルにヒットで勝利となる。
※シャンハイ…残り点数に関わらず同一ナンバーのシングル、ダブル、トリプル(順不
同)にそれぞれ1本ずつダーツを入れればその時点で勝利が確定するルール。ダブ
ルフィニッシュで点数を0にするシャンハイは認められる。
K 適度な時間に試合を終わらせる為に、レッグには決められたダーツ数がある。
(1) 501ゲームのレッグはリミットを45ダーツ(15投)とする。
(2) 競技会規則によって制限をつけることは可能である。
(3) トーナメントの決勝戦は原則として無制限である。
(4) リーグ試合において、チーム戦はリミット120ダーツ(40投)、シングル戦においては、制限がある。但し本会においては、3勝3敗で迎えたシングルス4番目のサードレッグのみリミット無しとする。但し順序を入れ替えて試合をした場合は最後のゲームがその対象となる。
(5) リミットに達した時、先にリミットに達した選手又はチームがミドルに1本のダーツを
投げ、次にもう一方がミドルに1本のダーツを投げる。(センターに近い方が勝者と
なる)ダブルス戦又はチーム戦においては、自分のチームのどちらの選手でもミド
ルに投げてよい。それ以外の順番は試合開始のルールを適用する。
(6) ダブルスタートの試合では、決められたダーツ数を投げ終わった時一方は既にダブ
ルに入れて得点を開始して一方は開始出来ていなかった場合上記の規定は例外
とし、ミドルによる勝敗の決定は行わず、既にダブルを入れている方が勝者となる。

3 その他のゲーム
01(ゼロワン)ゲーム以外のゲームは、トーナメントでの特別の規定で起用される。(ペンタス
ロン等)

リーグ戦

A.定義
1.定められた日付、曜日にリーグ内やリーグのデヴィジョン内でリーグ登録しているチームが少なくとも1回他のそれぞれのチームと対戦する事をいう。

B.規則
1.全てのリーグは本会に登録されなければならない。旭川ダーツ協会はリーグに対し、援助並びに助言を行うものである。
2.各チームは、キャプテンを選出し、チームメンバーを旭川ダーツ協会に届け出るものとする。
3.チームキャプテンはチームの行為、正確な試合結果報告、ホームチームの会場が適切な設備を保つことを確認する等のことについて責任を持たなければならない。また試合においてキャプテンが出場出来ない場合は、キャプテンの代理をおく。
4.リーグセクレタリーはそのリーグの最高実行権を持ち、本会とチームの連絡を行い、チームキャプテンに結果報告の提出方法を指示し(期限、提出先等)、試合結果の記録を維持する。
5.リーグ参加各チームは、リーグ戦が開催される月の前月、または次期のチーム登録の締切日までにリーグ登録料を納めなければならない。登録料については本会が決定する。登録料の返還は行われないものとする。本会への手続きはリーグセクレタリーの責任で行われる。

C.選手
1.チームがリーグ参加規定に達する為には、キャプテンとその他の少なくとも3人以上のメンバーが本会の競技会員でなくてはならない。
2.本会競技会員以外の資格のない選手が出場した場合、その選手のチームの得点は0ポイントとなり、なおかつその選手が出場したゲーム数を得点に変え総得点から減点される。対戦した相手チームは影響を受けない。
3.本会に登録していない選手はリーグに参加することが出来ない。但し、本会が定める特別会員制度(ゲスト会員)については登録手続き終了後からリーグに参加することが出来る。また、1人の選手を同時に2つ以上のチームに登録することは出来ない。
4.ゲスト会員はシーズン開始時に本登録されていない選手が登録でき、出場シーズン、出場試合数に制限は無い。また、ゲスト会員は一般の競技会員とは異なり、各表彰対象外となるのはもちろん、総会や会長選挙などの権利、ランキングポイントやリーグポイントを与えられない。(※ゲスト制度の規約は会則巻末のゲスト制度参照)
5.各チームのキャプテンは、リーグ日程表に記された期日までに選手のリストをリーグセクレタリーに登録しなければならない。なお、その選手リストには4名以上の競技会員が記入されていなければならない。
6.選手は1シーズン、1リーグ、1チームのみ参加できる。選手として一度でも試合に参加すれば、リーグ開催中は他のチームに参加出場は出来ない。但し所属チームがリーグに参加できない事態が生じた場合等、リーグセクレタリーが適当と認めた場合のみ他のチームに移籍する事が出来る。
7.リーグ開催中の選手の追加はその選手が試合に参加する前までにリーグセクレタリーに登録しなければならない。なお、プレイオフ、リーグチャンピオンシップへ出場するチームから出場するには、2期以上そのチームに在籍しリーグに出場していれば資格を得ることが出来る。この時の出場とはリーグポイントが獲得できる出場数(リーグ戦の総試合数と同等以上のレッグに出場)をいう。但し、本会会員でなければならない。

D.競技日程
1.競技日程は、それぞれのチームが一回以上ホームベニューと他のベニューでリーグのデヴィジョン内の他の全てのチームと対戦するようになっていなくてはならない。通常はホーム、アウェイで同じチームと2回対戦する。
2.競技日程はリーグセクレタリーが作成する。
3.チーム数の増減により通常の対戦方法とは異なる方式が採用される場合がある。

これはリーグセクレタリーの判断によるものとする。

E.デヴィジョン
1.リーグに8~12のチームが参加する場合、リーグは最も高いランクのチームを“A”デヴィジョンとし、次のランクを“B”デヴィジョン、というように分けるものとする。14チーム以上になった場合はリーグセクレタリーの判断において3ディビジョン制になる場合もある。またシーズン開始時の登録チーム数が15チーム以上の場合は必ず3デヴィジョンとなる。この時のデヴィジョン内チーム構成は前のシーズンの成績等を考慮しリーグセクレタリーが決定する。
2.成績の優劣はポイントで決定する。ポイントが並んだ時はそのシーズンのチーム総トン数、勝率、当該チーム同士の勝敗、当該チーム同士の試合でのポイント獲得数の順で優劣を決める。
3.各デヴィジョンのチーム数は出来る限り同数とする。このことは、リーグの期間、試合数、プレイオフを熟慮しリーグセクレタリーが決定する。但しチーム数が奇数の場合は、上位デビジョンのチーム数を多くする。
4.デヴィジョンは、下記の項目に従ってチームの昇格、降格等がなされる。
a.各デヴィジョンの上位2チーム(Aデヴィジョンを除く)は原則として1つ上のデヴィジョンに昇格する。そのために成績下位のチームは必要チーム数だけ降格する。
b.デヴィジョン数またはデヴィジョン内のチーム数により、4チーム以上が下のデヴィジョンに降格する場合は、その下のデヴィジョンから成績上位1チームのみが昇格する。
c.各デヴィジョンの最下位チーム(最下位デヴィジョンを除く)は、どんな場合でもその下のデヴィジョンに降格する。このために必要に応じて下のデヴィジョンから、他の成績上位チームが昇格する事が出来る。もし最下位チームが新しいシーズンに登録せず、リーグに参加しない場合、この規則は適用されない。
d.リーグ開催中、リーグ参加を放棄したチームは、次のリーグは最下位のデヴィジョンから出場する。(降格しない程度のポイントを獲得した状態での放棄の場合など)
e.デヴィジョンにおいて、チーム数不足の場合はその下のデヴィジョンから成績上位チームの適数が昇格することがある。
f.大幅なチーム数の増減があった場合、上記に該当しない昇格、降格が起こる場合がある。これはデビジョン間のチーム数の均衡を保つ場合などに発生する。
5.次のシーズンに新規で登録する新しいチームは最下位デビジョンの最下位の位置からのスタートとなる。そのチームが新しいかどうか解らないときは、(1)選手(2)キャプテン(3)ホームベニュー(4)チームの名前、の順序でリーグセクレタリーが決める。

6.チャレンジマッチはデヴィジョン間の優勝チームによる対戦が行われる。
a.3つ以上のデヴィジョンがある時、最初に下の2つのデヴィジョン勝者間でチャレンジマッチが行われ、その後はその試合の勝者と1つ上のデヴィジョン勝者で対戦する。最後の対戦相手はAデヴィジョンである。
b.チャレンジマッチは通常の試合と同じように行われる。例外として:(1)試合順序の延期、遅れ、変更は認められない。(2)先攻決めの各ゲーム、各レッグのミドルは各チーム交替で投げる。(3)ダーツ数の制限はない。
c.もし2つ以上のチームが同等(プレイオフの時は除く)でいくつかのチームが昇格又は降格の対象となっているとき、(1)取得した得点数(2)チームゲーム勝数(3)試合でのダーツ数、の順でリーグセクレタリーが決める。
d.リーグセクレタリーが試合の日時を設定するが、なるべく通常のリーグ戦終了後1週間以内とする。
e.但しチャレンジマッチはデビジョンが2つ以内のときは開催されない。また年度の途中でデビジョンが増えた場合はリーグセクレタリの判断において開催の有無が決定される。

F.ベニューと設備
ベニューの登録は本会が全ての責任を持ち、本会は本規程に違反のあったベニューに対し認定を取り消すことが出来る。

1.それぞれのチームは、リーグ戦の当日に使用可能で、本会が認定する“ベニュー”を持たなければならない。ベニューはリーグセクレタリーの承認と他のチームキャプテンに1週間前に 通知する事をもって変えることが出来る。
2.リーグ戦を行う場所はダーツ競技をする設備が整っている所でなくてはならない。高さ、幅、奥行き、障害物なし、スローラインの中心から100cm以内の位置に立って窮屈でない事。
3.ダーツボードが正確な位置に設置され充分な照明で照らされており、正確な位置に投げるスローイングラインがあり、スコアボードが設置されていなければならない。ダーツボードは本会が承認するものでなくてはならない。
4.リーグ戦を始める前に、ベニュー、投げる場所、設備などリーグセクレタリーが承認しなくてはならない。
5.上記以外にリーグ戦をおこなうのに不都合な点がある場合は、リーグセクレタリーはベニューに対し改善を求めるものとする。

G.競技チーム
1.それぞれのチームは4人以上で構成される。
2.対戦前にそれぞれのキャプテンは投げる順序を明記した選手のリストを相手に見せる。リストにはチームゲームの出場4選手の名前と順序、2つのダブルス戦出場選手名と順序、4つのシングル戦出場選手名が詳しく記されていなくてはならない。
3.競技が始まったら、代理を立てることは出来ない。但し協議開始前、緊急の用事や試合開始前に試合放棄したとき、両方のキャプテンの合意のもとに代理を立てることが出来る。
4.チームゲームとダブルス戦ではリスト通りの順序で投げる。
5.選手が3人しかいない場合でも試合として認められる(三人試合)。この場合このチーム
は最初のダブルス戦と3つのシングル戦(計4戦)にのみ出場できる。
既に試合が始まっている場合、遅れてきた選手を追加する事は原則として出来ない。人
数の足りないチームが4人またはそれ以上集まっているチームと対戦したとき、チーム戦
ダブルス戦の2つ目、4つ目のシングル戦は負けたものとしてみなす。但し両チームが3
人の試合は認められない。
6.次の期に移る際、前の期の所属メンバーが3名以上残っていればメンバーの入替がおこ
なわれてもチーム名、順位等がそのまま継続される。
7.チーム名、所属ベニューを変更した場合は、次期は新規登録チームとして扱われ最下位
デビジョンの所属となる。但し、特殊な事由により変更がやむをえないとリーグセクレタリ
ーが認めた場合はこの限りではない。
8.上記7は必ず事前にリーグセクレタリーへの報告が必要となる。報告無しにチーム名、所
属ベニューの変更がなされた場合、次シーズンは無条件で最下位ディビジョンの最下位
位置に位置付けされる。

H.試合
1.それぞれの試合は次の内容で行われる。
a.チーム戦1001:オープンスタート、ダブルフィニッシュ 1レッグ、1試合
b.ダブルス戦501:ダブルスタート、ダブルフィニッシュ ベストオブ3、 2試合
c.シングル戦501:ストレートスタート、ダブルフィニッシュ ベストオブ3、 4試合
2.何かの理由で双方のキャプテンが同意しない限り、チーム戦は最初に行われ、ダブルス戦(リスト上の順序で)、シングル戦(リスト上の順序で)が行われる。但しメンバーの到着が遅れる等の理由がある場合、双方のキャプテンの同意のもと、試合の順番を入れ替えることができる。なお遅れてきた選手は到着後に空きボード等で練習することはできない。この時、いるメンバーで消化可能な試合を全て消化した後、10分以内に遅れているメンバーが到着しない場合は3人試合もしくはデフォルトの扱いになる。

I.得点
1.それぞれの試合で勝ったチームに1点が与えられる(全部で7点)
4人以上いるチームが人数の足りないチームと対戦したとき(3人試合)は、4人以上のチームに3点加算され、全ての試合に勝った場合は7点となる。
2.4試合以上勝ったチームに対してボーナス点(2点)が加算される。

J.時間
1.試合は、何かの理由による両キャプテンの同意以外は、決められた開始時間から30分以内に試合を始めなければならない。
2.それぞれの試合の間は5分間以上経過してはならない。

K.練習
次の試合に出る選手は、ゲーム前に6本のダーツ(ツー・スロー)を投げることが出来る。

L.結果報告
1.両キャプテンはサインの入ったリザルト(試合結果レポート)を提出する義務がある。レポートには出場した全ての選手名をフルネームで書き、本会が競技会員に付与したAから始まる会員番号を明記する。
2.勝ったチームのキャプテンは、試合終了後72時間以内にリーグセクレタリーまたは事務局に結果レポートを提出しなくてはならない。報告が遅れた場合は1点減点される。また試合日当日にリザルト用紙を提出できないチームは事務局にその旨連絡すること。
M.年間優勝チームの決定、プレイオフ
1.1つのシーズンが終了後、デヴィジョンで一番得点を取ったチームがその期のチャンピオンとなる。ランク別のデヴィジョンを適用しているリーグでは、Aデヴィジョンでの優勝チームがチャンピオンとなる。
2.前期、中期、後期で優勝チームが異なる場合はリーグセクレタリーが定めたベニュー、日時のもとでプレイオフが行われる。プレイオフは前期優勝チーム対中期優勝チームをおこない、その勝者と後期の優勝チームが年間優勝を争う。全てのプレイオフはシーズン終了後1週間以内に行われる。但し、プレイオフ出場チーム間の都合により1週間以内に試合ができない場合はこの限りではない。
3.プレイオフ戦では、試合開始の為のミドル勝負を交替で投げ、勝ったチームはチーム戦、ダブルスの1番目、シングルスの1・3番目のセンターを先に投げる権利を持つ。また、試合の延期、遅れ、変更は認められないものとする。
4.プレイオフの試合内容は通常のリーグ戦と同じでおこなわれるが、勝敗が決した時点(4ゲーム先取)でゲームセットとなる。
5.プレイオフを行う試合会場はリーグセクレタリーが決定する。通常両チームのベニューではない会場が選択される。両チームとも同じベニューの場合はその会場が選択される。但し会場の都合が付かない場合はこの限りではない。
6.プレイオフが開催される場合、必ず協会役員が最低一人立会人として試合会場に同席する。
7.プレイオフの際に発生するボード、会場の使用料は協会側で負担する。プレイヤー個人の飲食代等は自己負担とする。

N.試合日程の変更
1.両キャプテンの同意の元に、試合日程の変更があった場合、キャプテンは本会事務局と試合会場となるベニューに変更の申し立てを速やかにしなくてはならない。また日程変更は予定された期日から24時間を切ってからは原則認められない。
2.再予定された試合は、原則以前に予定されていた日よりも早まらず、また次の予定の日よりも遅くなってはならない。但し両チームの都合によりどうしても開催が困難な場合はこの限りではない。
3.シーズン最後の試合は、期間が過ぎた後に行ってはならない。どうしても両チームの都合が付かない場合は、リーグセクレタリーに確認をとって日程を決定する。これを無視した場合は没収試合等の扱いになる場合がある。
4.試合当日特殊な事情により両チームが突発的に3名以下になった場合、試合は認められないので、両チームと開催ベニューが協議し、特別に日程を変更することができる。

O.デフォルト(不戦敗)
1.試合開始予定時間を30分経過してもチームの選手がそろわなかった時、そのチームは試合放棄したものとされ、デフォルトとなる。ただし、3人の選手がそろえば試合を行うことが出来る。
2.試合変更を申し込み、その試合が再設定された日程に行われなかった場合、どのような理由があっても、最初に変更を申し立てたチームがデフォルト負けとなる。但し極めて特殊な事由が発生した場合はこの限りではない。
3.デフォルトの場合、相手チームは不戦勝となり4点とボーナス点(2点)の合計6点のポイントを獲得する。デフォルトしたチームにはマイナス4点の懲罰得点を科すものとする。
4.登録されていない選手が出場した場合、その試合は無効となりデフォルト試合の扱いとなる。
5.デフォルトをしたチームは開催予定だったベニューに対し2チーム分のボード貸与料として6000円を支払わなければならない。この6000円は本会もしくはリーグセクレタリーを介してベニューに支払いがなされる。

P.退会
1.リーグセクレタリーによる書面での退会通告の日付をもって、そのチームはリーグから退会したものとみなす。
2.シーズン中に3回以上デフォルトした場合、そのチームはリーグから退会とされる。
3.シーズン中に諸事情により退会したとき、同一デビジョン内の全チームと1周対戦した場合のみ、退会したチームと対戦したチームの勝ち得点、対戦成績等はそのままとする。もし対戦が1周まわっていない場合はそのチームはシーズン当初からなかったものとし、他のチームと対戦したポイントはもちろん、個人成績などの記録も全て無かったものと                                                    する。ここでいう1周とは、それぞれのチームがリーグまたはデヴィジョンの中で1度以上他のチームと対戦する事を言う。この時同じデビジョンに所属する他チームの対戦成績、個人成績は正式に記録として残るものとする。
4.デビジョン内でシーズン途中で退会するチームが出た場合、上記3にある、1周回り成績が残る場合のリーグポイント、ポイント獲得に必要なゲーム数はその時の状況を考慮しリーグセクレタリーが決定、通知する。
5.新しいシーズンに登録しないチームは、そのシーズンのリーグから退会したものと見なされる。

Q.異議
1.リーグでの規則違反に対する異議申し立てばチームのキヤプテンまたは代理人によってのみ認められる。
2.異議の申し立ては試合終了から72時間以内にリザルトに「異議申し立て」と表記し、その内容を詳細に述べた書面をリーグセクレタリーに提出しなければならない。
3.異議申し立てについての判断はリーグセクレタリーが行うが、その判断に不服があれば本会に対し再異議申立の書面を提出し、本会が臨時役員会や適切と思われる臨時会議を開催し判断するものとする。その臨時会議で出された結果については従わなければならない。
4.規則違反のペナルティーは減点やデフォルトとされ、また重大な場合は、違反したチームをそのシーズンが終わるまで退会とする。個人選手の場合は、シーズンが終わるまでではなく、ある一定の期間のリーグ及び大会への参加資格を失うことがある。